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2020年08月30日

北穂高岳東稜

北穂高岳 東稜 (バリエーションルート)
2020,8/24~25

北穂高岳東稜ゴジラの背



夏が終わってしまう前に北穂高岳東稜を歩いてきました。

Day1 CT : 4:15(8:45上高地〜13:00涸沢カール) 
Day2 CT : 9:45(4:00 涸沢テント出発〜4:50北穂沢分岐(ゴルジュ上部)〜5:10右ルンゼ(東稜取り付き)〜5:25最低コル〜5:30馬の背取り付き(ゴジラの背)〜6:20東稜のコル〜6:55北穂小屋〜7:10北穂高岳北峰〜8:50涸沢テント(撤収)〜10:00涸沢カール出発〜13:45上高地下山)

北穂高岳東稜


【北穂高岳東稜全景】
涸沢カールより北穂高南陵の鎖場へ左に折れる一般ルートを外れゴルジュ上部北穂沢のゴーロを最低コルへのルンゼを目指しトラバース。
最低コルへは右ルンゼ左ラインを取ると登りやすい。

最低コルからは少し踏み跡を辿り巨岩が積み重なった岩稜から稜線通しで進むとやがて鋭利なリッジへと変化していく。
岩棚のトラバース、ギャップからのピナクル乗り込み、終盤のナイフリッジが特に楽しい。

リッジの最後、岩壁から東稜のコルへの下降は懸垂下降用に捨て縄とカラビナが設置されているがどこからでもクライムダウン出来る。

※天候が急変した場合等、岩稜下本谷側には踏み跡が付いているので岩稜の稜線通しでなくとも北穂高小屋まで行ける様だ。又、北穂池へもこのコルから行ける。
岩はしっかりしておりホールド、スタンスともに最後まで沢山ある。
東稜のコルから北穂高小屋まではまた岩稜が続くが登りやすい。

北穂高岳東稜


【北穂沢分岐】
南陵の鎖場方面を背にゴルジュ上部北穂沢の不安定なゴーロをトラバースして対岸の東稜へ取り付く。
残雪期はインゼルに向かって直登していくあの場所。


北穂高岳東稜


【ルンゼ取り付き】
右ルンゼから最低コルへガレを詰めていく。

北穂高岳東稜


【日の出】
最低コルにて朝日が出てきた。

北穂高岳東稜


【モルゲンロート】
コルに出ると槍までの展望が開ける。

北穂高岳東稜


【ゴジラの背取り付き】
巨岩をどんどん進みます。

北穂高岳東稜


【岩稜の様子】
とにかく稜線通しです。

北穂高岳東稜


【岩棚のトラバース】
北穂沢側に出ている楽しい岩棚を進みます。下は見ない方が良いかも。

北穂高岳東稜


【リッジ】
いよいよ核心でしょうか

北穂高岳東稜


【ピナクル】
北穂沢側から登って反対側へ超えます。

北穂高岳東稜


【チョックストーン】
ピナクル直下ギャップの所にあるチョックストーン。この岩に乗って良いかは分からない。

北穂高岳東稜


【下方】
リッジの下は50m程切れ落ち程る

北穂高岳東稜


【リッジ】
楽しい岩稜歩き

北穂高岳東稜


【ナイフリッジ】
流石にこの上は歩けない。スタンスは本谷側に取る。

北穂高岳東稜
【ゴジラの背から】
リッジが終わっても東稜のコルから最後の登りが待っている。

北穂高岳東稜


【懸垂下降支点】
東稜のコルへの下降はクライムダウンしました。

北穂高岳東稜


【東稜のコルから】
下降ラインを見るとホールドが沢山あるのでどこからでも降りることが出来るみたい。

北穂高岳東稜


【北穂沢全景】北穂高東稜と前穂高北尾根

北穂高岳東稜


【槍ヶ岳〜南岳獅子鼻岩】
この角度から見る槍へのライン。南岳獅子鼻岩がカッコイイです。

北穂高岳東稜


【東稜終了点】
北穂小屋にて終了

北穂高岳東稜


【北穂高岳北峰】
下山は南陵から涸沢カールまで戻ります。

北穂高岳東稜


夏の涸沢カールで青空が見れて良かったです。

北穂高岳東稜


【涸沢カールより天の川】
雨上がりの涸沢カール。夜空に満天の星空が広がった。寝るのも惜しんで星空を眺めた。



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Posted by jun(槍隊放題) at 20:42│Comments(0)
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