2010年09月23日
モノトーン 焼岳
その日、気が付いたのは2連休の1日目が終わろうといている夜22時だった。
9月に入ってからの激務の為、赤子の様に眠って一日を終わらせようとしていた。
缶コーヒーをガブガブと飲みながら静かな夜を歩く。
どんどん頭が回転しだして神が降臨した。
彼の一言はこうだ。
「焼岳...」
なるほど、せっかくの2連休をこのまま終わらせるな。修行しろ。
こう解釈してインターネットで北アルプスの天気を調べる。
午前中は曇り。午後からはしっかり雨だ。
通常の自分なら「行かない」とするのだが、ビビビッ!と来てしまったからには仕方が無い。
行ってきます。

午前3:30には中の湯の10番カーブ駐車場にいた。
ナイトハイクの練習をしようと思ったけど恐いからやめた。
ちょうど通り雨がやって来たから好都合だ。
仮眠しよう...
午前7:30周りでバタバタと物音が五月蝿い...
コッソリ外を見ると車道に20~30人位の人がいるじゃ在りませんか!
私はびっくりして一目散に登山口へ駆け込んだ。

風通しの悪いうっそうとした樹林帯。
寝起きから少々キツイ。
登山口からしばらくはキツいがそのうち笹薮のトレイルに変わる。
こうなれば、普通の道みたいなものだ。

突然、目の前に「2300」の巨岩が現れたならしばらく進むと草も生えなくなる。

「Keep Out」立ち入り禁止区域の表示が見えたら目標は目の前だ。

稜線だ。
残念ながら雨とガスで色彩を感じる物は無い。



活火山だからか、穂高の岩陵の尖った岩は1つも無い。
岩の性質が明らかに違うのがわかります。
唯一、色彩を感じたのは硫黄ガスの吹き出し口
「シュゴ〜!」って大きな音で吹き出しています。
硫黄臭いです。

硫黄と岩石が化合して出来たマーブル模様。


では、雨も本降りになって来たので帰りま〜す。
次回は、快晴の時に来よう。
【登山日 2010, 9/22】
新中の湯ルート
登り2:00 下り1:30
↓おまけの写真
9月に入ってからの激務の為、赤子の様に眠って一日を終わらせようとしていた。
缶コーヒーをガブガブと飲みながら静かな夜を歩く。
どんどん頭が回転しだして神が降臨した。
彼の一言はこうだ。
「焼岳...」
なるほど、せっかくの2連休をこのまま終わらせるな。修行しろ。
こう解釈してインターネットで北アルプスの天気を調べる。
午前中は曇り。午後からはしっかり雨だ。
通常の自分なら「行かない」とするのだが、ビビビッ!と来てしまったからには仕方が無い。
行ってきます。
午前3:30には中の湯の10番カーブ駐車場にいた。
ナイトハイクの練習をしようと思ったけど恐いからやめた。
ちょうど通り雨がやって来たから好都合だ。
仮眠しよう...
午前7:30周りでバタバタと物音が五月蝿い...
コッソリ外を見ると車道に20~30人位の人がいるじゃ在りませんか!
私はびっくりして一目散に登山口へ駆け込んだ。
風通しの悪いうっそうとした樹林帯。
寝起きから少々キツイ。
登山口からしばらくはキツいがそのうち笹薮のトレイルに変わる。
こうなれば、普通の道みたいなものだ。
突然、目の前に「2300」の巨岩が現れたならしばらく進むと草も生えなくなる。
「Keep Out」立ち入り禁止区域の表示が見えたら目標は目の前だ。
稜線だ。
残念ながら雨とガスで色彩を感じる物は無い。
活火山だからか、穂高の岩陵の尖った岩は1つも無い。
岩の性質が明らかに違うのがわかります。
唯一、色彩を感じたのは硫黄ガスの吹き出し口
「シュゴ〜!」って大きな音で吹き出しています。
硫黄臭いです。
硫黄と岩石が化合して出来たマーブル模様。
では、雨も本降りになって来たので帰りま〜す。
次回は、快晴の時に来よう。
【登山日 2010, 9/22】
新中の湯ルート
登り2:00 下り1:30
↓おまけの写真
キモカワイイキノコです。


Posted by jun(槍隊放題) at 22:34│Comments(6)
この記事へのコメント
焼けましたか。晴れてれば対岸の観察にちょうどよろしいようで。
まあ春の偵察は、僕も時間作って出かけみたいものです。
これ、火山と言っても若いそうですよ。2万年ぐらいとか。
そういえばウルトラマンがゼットンに倒された時、
ハヤタを助けるか否か、そんな会話の中でありましたな、
「わたしは2万年も生きた、ハヤタはまだ若い...」
あぁ、なんだか一気に秋が来てルサンチマンに絡め取られてます。
まあ春の偵察は、僕も時間作って出かけみたいものです。
これ、火山と言っても若いそうですよ。2万年ぐらいとか。
そういえばウルトラマンがゼットンに倒された時、
ハヤタを助けるか否か、そんな会話の中でありましたな、
「わたしは2万年も生きた、ハヤタはまだ若い...」
あぁ、なんだか一気に秋が来てルサンチマンに絡め取られてます。
Posted by いまるぷ at 2010年09月24日 10:19
いまるぷ先輩
ええ、私も脳内では消化しきれずに神を降臨させて行って来ましたが、火山口の池も見えず、前穂、吊り尾根は愚かトイメンの霞沢岳も見えませんでした。
またもや課題を消化しきれずに再戦の決意で御座いますが、このルートはちょっとしたサンポにはもって来いのお手軽ルートなので軽いウォーミングアップに良いですね。
ええ、私も脳内では消化しきれずに神を降臨させて行って来ましたが、火山口の池も見えず、前穂、吊り尾根は愚かトイメンの霞沢岳も見えませんでした。
またもや課題を消化しきれずに再戦の決意で御座いますが、このルートはちょっとしたサンポにはもって来いのお手軽ルートなので軽いウォーミングアップに良いですね。
Posted by jun(槍隊放題)
at 2010年09月26日 02:21

え!ニアミスといえるじゃないですか。4次元的な意味では。
ほんとは24の朝着のバスで中ノ湯で下りて焼岳経由で西穂に入りたいな、なんて思ってたんですよ。NULくてすみません。
そのうちどこかのお山でお会いできますように。
ほんとは24の朝着のバスで中ノ湯で下りて焼岳経由で西穂に入りたいな、なんて思ってたんですよ。NULくてすみません。
そのうちどこかのお山でお会いできますように。
Posted by kimatsu
at 2010年09月29日 09:45

きまつお兄様
部屋を真っ暗にした時はニアミスしがちだったアーリーティーンエイジの頃...
そんな、セピア色にそまる思いで無料の安房トンネルを通りましたよ。
ええ、新穂高、平湯ならば金沢から2時間ちょいで行けますので次ぎに北アを攻める際には是非とも号令をかけて下さいませ。
ロープウェイの展望台って良かったでしょ?
部屋を真っ暗にした時はニアミスしがちだったアーリーティーンエイジの頃...
そんな、セピア色にそまる思いで無料の安房トンネルを通りましたよ。
ええ、新穂高、平湯ならば金沢から2時間ちょいで行けますので次ぎに北アを攻める際には是非とも号令をかけて下さいませ。
ロープウェイの展望台って良かったでしょ?
Posted by jun(槍隊放題)
at 2010年09月29日 20:35

先週末、西穂から噴煙あがる焼岳を眺めましたよ~
junさんが登ったとこだなぁって。
そうか・・・金沢から新穂高、平湯って近いんだ・・・?
junさんが登ったとこだなぁって。
そうか・・・金沢から新穂高、平湯って近いんだ・・・?
Posted by わだっち at 2010年09月30日 00:55
わだっちさん
西穂まで行かれましたか〜
って、きまつお兄様とご一緒ですか?
稜線に出ればやはり穂高の岩陵。
楽しかったでしょ?
何時の日か、あのルートを9時間かけて奥穂まで行ってみたいものです。
雪さえなければ新穂高も平湯も頑張れば時間的距離は近いもんです。
また新穂高に来た時は凸でも連絡頂ければ喜んでトンでいきますお☆
西穂まで行かれましたか〜
って、きまつお兄様とご一緒ですか?
稜線に出ればやはり穂高の岩陵。
楽しかったでしょ?
何時の日か、あのルートを9時間かけて奥穂まで行ってみたいものです。
雪さえなければ新穂高も平湯も頑張れば時間的距離は近いもんです。
また新穂高に来た時は凸でも連絡頂ければ喜んでトンでいきますお☆
Posted by jun(槍隊放題)
at 2010年09月30日 23:09
